身体に負担をかけずに失った歯を取り戻せます
失った歯を補う治療法には入れ歯やブリッジがありますが、これらの治療法と比べてインプラントは負担が少なく、自分の歯と同じような噛み心地が味わえます。
インプラントとは
特に、ブリッジや入れ歯とは異なり、欠損周囲の健康な歯を削ったりバネをかけたりしないので、それらの歯に負担がかからず寿命を損なうことがありません。硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感や話しにくさに悩まされることもなく、硬いものをしっかりと咬むことができ、話すときも発音しやすいのが特徴です。
インプラントに使用されるチタンは、副作用がほとんどない安全な素材と言われていて、身体との相性がとても良く、アレルギー反応を起こしません。世界的にもインプラントの効果は立証されており、累積成功率は10年で約95%以上(上顎92~94%、下顎95~98%)です。事実、インプラント治療は、欠損した歯を補う治療方法の第一の選択肢であることが世界的なコンセンサスとなっています。日本ではインプラント治療は「最新の治療方法」というイメージが強いかもしれませんが、すでに世界初のチタン製のインプラント治療から約50年が経過しています。この50年間、世界中で研究が続けられ、長期的な臨床実績とそれに伴う研究開発が進んだため、現在では十分な信頼性と安全性が認められています。
そして、しっかりアフターケアすることによって、半永久的に“自分の歯”を手に入れることができることからインプラントは“第2の永久歯”といわれています。
歯を抜けたままにしていませんか?
20歳以上の成人の方で、歯が抜けてお困りの方であればインプラント治療を受けられます
歯は上下28本(親不知を含むと32本)あり、それぞれの歯がお互いを支え合うことでバランスを保ち、健康な口内環境を維持しています。1本1本にそれぞれ役割があり、1本でも抜けたままにしていると全体のバランスが崩れてしまいます。これはサッカーで例えると、11人でやるべき試合を1人退場して10人でやるようなものです。歯が抜けたままですと、たとえ不自由なく食事ができたとしても残りの歯に負担がかかり、時間の経過とともに残りの歯が弱くなっていきます。サッカーの場合は11人の敵に10人で戦っても1試合はもつかもしれませんが、もしこれが1年、3年、5年と続くとしたら、10人で戦う選手はどうなるでしょうか?
これがもし9人、8人と少なくなっていったとしたら・・・
歯が抜けた箇所に歯を入れることは、残りの歯を守るために大切なことです。
歯を抜けたままにしておくと起こる影響
-
美容面で起こる影響
- 食べ物を咬むときに顔の筋肉が動くことで、しわを防ぎ、顔の輪郭を維持しています。しかし、歯が抜けてしまうと咬む力が衰えてしまい、顔の筋力が低下します。そうなると、頬が下がり、しわやたるみが増えて老け顔になってしまいます。
- 歯が抜けることで歯並びのバランスが悪くなり、笑ったときの見た目が損なわれてしまいます。
-
身体に起こる影響
- よく咬み砕けないまま食べ物を飲み込むため、消化器官に負担がかかります。
- 咬む力が衰えることで脳への刺激が低下し、長期的にみると痴呆の原因となります。
-
お口の中で起こる影響
- 抜けた歯をそのままにしておくと抜けた歯の両隣の歯が移動したり、傾いたりします。そして、歯並びが悪くなると歯に物が挟まりやすくなったり、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなったりして、虫歯や歯周病を発症しやすくなります。また、噛み合わせが悪くなり、効率よく食べ物を食べることができなくなるので、顎関節症を引き起こす場合もあります。
- 抜けた歯と噛み合わさっていた歯が、いままであった歯に噛み合おうとして伸び出てしまう場合があります。
- 歯が抜けてしまうことで残りの健康な歯に余計な力がかかり、他の歯の寿命にも影響を及ぼします。
- 歯のすき間から空気が抜けることで会話(発音)がしづらくなり、発音障害を発症する場合があります。
-
治療面で起こる影響
- 1本歯が抜けただけなら大丈夫と思われるかもしれませんが、抜けた歯を放置すると歯並びやお口の中の環境が変化し、さまざまなトラブルを招きます。そして、他の歯も治療が必要になり、結果的に費用がかさんでしまいます。
天然の歯とインプラントの構造
インプラントは人工歯根(フィクスチャー)、支台(アバットメント)、上部構造(クラウン)という3つの主要パーツからなります。顎の骨に埋め込む人工歯根には身体の組織に馴染みやすくアレルギー反応を起こしにくいチタンを用いますが、支台と上部構造の素材は選べます。
-
人工歯根(フィクスチャー)
チタン -
支台(アバットメント)
金属(ゴールド)
チタン
ジルコニア
インプラント 治療費
※「オペ料金」、「人工歯根」、「アバットメント」、「アタッチメント」、「かぶせ物」を合算した料金になります。
※ 表示価格はすべて税抜表記となります。
インプラントのメリット・デメリット
インプラント治療は、メンテナンス期も含めると患者様とは長いお付き合いとなります。当院では患者様との信頼関係を大切に、治療について包み隠さずご説明し、ご理解いただいてから治療を開始いたします。
メリット | デメリット(リスク等) |
---|---|
健康な歯を削る必要がない(残っている歯を守る) | 保険がきかない(自由診療) |
入れ歯よりも咀嚼能力に優れている | 治療期間がブリッジ等に比べ長い |
入れ歯みたいに外れたりなくしたりする心配がいらない | 手術が必要になる(術後痛み・腫れが出る可能性がある) |
骨が痩せるのを防げる | 術後はメンテナンスが必要になる(インプラントも天然歯と同様にきちんとメインテナンスがされていないと、インプラント周囲炎を起こします) |
見た目の良い歯(セラミック)を装着できる |
インプラントのデメリット
● 保険がきかない(自由診療)
● 手術が必要になる
● 治療期間がブリッジ等に比べ長い
● 術後はメンテナンスが必要になる
手術後のトラブル
● インプラントの脱落
インプラント治療終了後のトラブル
● インプラント周囲炎
● ネジの緩み
● 人工歯の破折
なぜインプラントにすると良いのか
-
ブリッジ
歯のない部分をかぶせ物で連結する治療法です。前後にある健康な歯を大きく削る必要があり、土台となる歯にも大きな負担がかかります。そのため、土台となっている歯の寿命が短くなってしまいます。また、被せ物と歯の間にできる隙間にはプラークが付着しやすく、虫歯(二次カリエス)や歯周病になりやすいです。 -
入れ歯
歯のない部分を取り外し式の入れ歯で代用する治療法です。入れ歯は安定させるためにバネを装着する必要があります。バネを掛けられた歯は揺さぶられるような動きを受けるため、大きな負担がかかります。また、歯にバネが掛かるため見た目も悪く、比較的軟らかい食べ物しか咬めません。 -
インプラント
歯の無くなった所に人工の歯根(チタン)を埋め込む治療法です。歯の無い部分だけを治すので、他の歯に負担はかかりません。入れ歯やブリッジで治す時のデメリットを克服した治療方法です。見た目も自然で、天然の歯に近い力で咬めるため、比較的硬い物でも問題なく咬むことができます。
運悪く歯を失ってしまった時の選択肢とその基準
なぜならブリッジや入れ歯は、健康な歯を削る必要があるため、将来的にその歯を失うリスクを高めてしまうからです。多くの歯を将来へ残していくためには、他の歯に負担をかけず、歯を補うことが必要です。
もちろん、インプラントにもデメリットがありますし、それぞれの治療法の違いを確認した上で治療方法を選択するようにしましょう。
ブリッジ | 入れ歯 | インプラント | |
---|---|---|---|
費用 | 保険適応 | 保険適応 | 保険外 |
咀嚼能力 | 自分の歯に近い咀嚼能力を回復できる | 咀嚼能力が大きく低下する | 自分の歯と変わらない咀嚼能力を回復できる |
審美性 | 保険診療の場合、部位に よっては銀歯になる | 部分入れ歯は金属のバネ が目立ち、審美性に劣る | 自然な歯と変わらない審美性を回復できる |
他の歯への悪影響 | 健康な歯を削る必要がある | バネをかける歯に負担がかかる | 他の歯への影響はない |
治療期間 | 比較的期間を要しない | 比較的期間を要しない | 治療期間が長くなる |
治療方法 | 手術の必要はない | 手術の必要はない | 外科手術が必要になる |
歯槽骨の吸収 | 骨吸収が起こる | 骨吸収が起こる | 骨吸収を抑制できる |
違和感 | 少ない | 生じやすい | ほとんどない |
適応症 | 支える歯がなければ適応できない | ほとんどの症例で適応となる | 歯槽骨がないと適応できない |
寿命 | 7~8年 | 4~5年 | 10年残存率が90%超 |
-
1 費用
費用面が原因で、インプラント治療を断念する人も少なくありません。入れ歯・ブリッジは保険が適用となるので、自由診療のインプラントと比較すると費用が安く済みます。インプラント費用の相場は、35~50万円(1本当たり)とされていますが、保険内(3割負担)のブリッジは1万円前後、入れ歯(総入れ歯)では数千円程度です。 -
2 咀嚼能力
インプラントとブリッジは自分の歯に近い咀嚼能力を回復できますが、入れ歯は咀嚼能力が低下してしまうという大きな欠点があります(入れ歯になると、咀嚼力が自然な歯の50%以下にまで低下してしまいます)。また、入れ歯は使用していると少しずつ合わなくなってきたり、すり減ってきたりするので、回復した咀嚼能力を長期間維持することは困難です。 -
3 審美性
インプラントは自分の歯と遜色のない見た目の美しさを取り戻すことができますが、保険適用のブリッジ治療では、部位によって銀歯になってしまいます。また、保険適用の白色の素材(レジン)は、見た目が少し不自然で変色しやすいという特徴もあります。総入れ歯は比較的審美性が高いと言えますが、部分入れ歯の場合は金属のバネが目立つため、審美性に劣ります。 -
4 他の歯への悪影響
先にも紹介しましたが、インプラントは独立した人工歯を作り出す治療法ですから、他の歯に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、ブリッジは隣り合う健康な歯を削る必要がありますし、入れ歯は他の歯にバネをかけて人工歯を支えるため、バネをかける歯に負担がかかってしまいます。 -
5 治療期間
インプラントは、ブリッジや入れ歯と比較して治療期間が長くなり、通院回数も多くなります。
忙しい人には、インプラントの治療期間や通院回数がネックとなっているケースもありますが、治療方法によってはインプラントの治療期間を短縮し、通院回数を減らすことも可能です。一般的にインプラント治療には3か月~6か月の期間を要しますが、ブリッジや入れ歯であれば短くて3回程度の通院で治療が完了します。 -
6 治療方法
インプラントは、ブリッジや入れ歯とは異なり、外科的手術が必要になります。
1本の埋入手術の場合、15分程度で治療できることが多いですが(症例によって異なります)、ブリッジや入れ歯治療は外科手術の必要がありませんから、やはり治療による体の負担はインプラントの方が大きいと言えるでしょう。しかし、当院では静脈内鎮静法を併用してインプラント手術を行うことにより、体にかかる負担に加えて、治療に対する不安・恐怖心の軽減を図っています。 -
7 歯槽骨の吸収
歯を失うと、歯を支えている骨(歯槽骨)が痩せてしまいます。これは歯根がなくなることによって、歯槽骨に咀嚼の刺激が伝わらなくなるためです。抜歯後にブリッジ・入れ歯で失った歯を補っても、咀嚼の刺激は骨に伝わらず、顎の骨は少しずつ痩せていきます。しかし、インプラントは顎の骨に咀嚼の刺激が伝わるので、骨の吸収を抑制できます。 -
8 違和感
インプラントとブリッジは、自分の歯と変わらない感覚で使えますが、入れ歯は違和感を覚える方が多く、慣れるまで「異物感がある」と訴える人も少なくありません。また、入れ歯が合わないと、痛みを生じる場合もあります。 -
9 適応症
ブリッジは、隣り合う歯を支えにするので、支えとなる歯がなければ適応できません。一方
インプラント治療では、顎の骨が不足しているとインプラントと骨がしっかり結合しないので適応できません。しかし、当院では骨を増やす治療(骨造成)も行っており、「骨が足りなくてインプラント治療を諦めていた」という患者様にも、インプラント治療を受けていただくことができます。歯を失ってからの期間が長くなると、骨量の不足を理由にインプラント治療を断られてしまうケースも少なくありません。「他院でインプラント治療を断られた」という方も、ぜひ当院へご相談ください。 -
10 寿命
ブリッジの寿命は7~8年、入れ歯の寿命は4~5年と言われていますが、インプラントは10年残存率が90%を超えています。世界で初めてインプラント治療を受けた患者様は、亡くなるまでの40年以上、同じインプラントを使い続けていました。インプラントはメンテナンスをしっかり行えば、長持ちする治療方法だと言えるでしょう。
ケース別のインプラント利用のメリット
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ケース①
歯を1本失った場合
健康な歯を傷つけることがありません
失ったところにインプラントを1本埋め込みます。従来の治療では健在な両隣りの歯を削り、ブリッジをかけて治療していましたが、インプラントを用いることで健康な歯を傷つけることなく治療が行えます。 -
ケース②
歯を何本か失った場合
入れ歯より違和感がありません
歯を複数失った場合、これまでは部分入れ歯を用いて治療していました。しかし、インプラント治療では、入れ歯を固定するための金展製のバネなどを使用しないので、違和感を覚えることがありません。 -
ケース③
歯をすべて失った場合
総入れ歯に伴うトラブルが避けられます
歯をすべて失った場合でも、従来の総入れ歯に代わってインプラント治療ができます。インプラントを用いると、食べものが入れ歯と口腔粘膜の間に挟まる、入れ歯が合わない、外れるといったトラブルを避けられます。
また天然の歯と変わらない自然な仕上がりになるのもメリットの一つです。
インプラント治療の注意点
- 入院は必要ありませんが、手術を行う必要があります。
- 骨が少ない場合は、骨組織を再生する治療(GBR)を行う必要があり、治療期間が長くなる場合があります。
- CT検査などの綿密な診察の結果、インプラント治療を行えない場合があります。
- 保険が適用されないため、一般的な入れ歯やブリッジなどと比べて費用(治療費)が高くなる場合があります。
インプラントは咬む力が違う
インプラント治療の流れ
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1. 初診と治療計画【インプラント治療の説明と相談】
失われてしまった歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置によって様々な治療の選択肢があります。骨に掛かる力の方向や強さはもちろん、患者様の歯並びや見た目、清掃しやすい形態かどうかなど、総合的に検討した上で治療計画を提案します。藤井歯科医院では、初診相談を無料で行っております。ぜひ一度ご来院ください。 -
2. 検査【病歴、健康状態の問診、レントゲン撮影】
これまでかかった病気、現在の健康状態などを検査・確認します。その後、口腔内検査とレントゲン撮影を行います。 -
3. 一次手術【インプラント歯根部植立】
顎の骨にインプラント(フィクスチャー)を埋め込みます。この手術は局部麻酔で行います。簡単なものでは抜歯と同じくらいの侵襲です。入院の必要はありません。 -
4. 抜糸【手術部位の確認】
一次手術後、約1~2週間ほどで抜糸をし、手術部位の確認を行います。 -
5. 治癒期間【安静期間】
個人差がありますが、2~6ヶ月の治癒期間(安静期間)を設けることで、インプラントと骨が強い力で結合するのを待ちます。これをオッセオインテグレーションと言います。一般的には骨の質・量ともしっかりしている下顎で2~3ヶ月程度。上顎で4~6ヶ月程度です。この期間に、仮の歯を使用できる場合もあります。 -
6. 経過観察【手術部位・口腔内の検診】
手術後1ヶ月に1回程度の割合で来院していただき、手術部位、口腔内の検診を受けていただきます。 -
7. 二次手術【支柱取付】
歯ぐきを開いて、インプラントの中間構造にあたる支台(アバットメント)を装着します。この支台は仮歯や最終的な人工歯とインプラント本体を繋げる役割があります。歯ぐきが治るまでの1~4週間は、この状態で静置します。 -
8. 装着【人工の歯を作製・装着】
歯ぐきが治ったら型を採り、人工の歯を作ります。形や色等は患者様に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。 -
9. メンテナンスと定期検診
インプラント治療を終えた後も、治療した部位に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。ブラッシングの方法などについて適切な指導を受けるようにしましょう。また、半年に一回程度の定期検診を受け、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認してください。
患者様から信頼を集める5つの取り組み
1 . 学会認定専門医によるインプラント治療
2 . 世界的メーカーの利用
世界のドクターから支持を得ている「インプラントメーカーの利用」
当院では、世界のドクターが信頼を置くインプラントメーカーを使用しています。
全世界で200種類以上あると言われているインプラントメーカーのなかで、どのメーカーのインプラントを使用するかはとても重要なポイントです。
当院では、歴史があり長期間にわたり検証が行われている世界3大メーカー「ストローマンインプラント」「アストラテックインプラント」「ブローネマルクインプラント」を利用した治療を行っています。
3 . デジタルシミュレーションによる安全システム
安全性を徹底的に追求した「コンピューターガイドインプラント」
しかし、少し前までのインプラント手術は歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。そこで、最新機器を活用することで「経験や勘」といった曖昧なものに頼るのではなく、「データ」に基づいた手術を可能にし、安全性と正確性を格段に向上させました。
当院で実施しているコンピューターガイド・インプラントシステムは、CTやシミュレーションソフト、サージカルガイドなどを活用することで人為的なミスを排除し、データに基づいた世界基準のインプラント施術システムです。
4 . 難症例でも対応可能
「骨が少ない」難症例でも対応可能です
5 . 安心の長期保証システム
当院のインプラント治療
咬合再構成症例
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主訴
「審美不良」「咀嚼困難」
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目的
不良補綴装置による審美障害・咀嚼障害の回復
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治療内容
抜歯+インプラント(抜歯即時埋入、骨造成、ソケットリフト) +審美情報・運動路採得+咬合再構成
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副作用・リスク
術後疼痛・腫脹、顎関節症
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治療期間
18ヶ月
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費用[税抜]
5,700,000円
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【内訳】
- インプラント: 350,000円×9本
- 骨造成: 70,000円×2カ所
- ソケットリフト: 50,000×3カ所
- プロビジョナルレストレーション:80,000円×2回
- ジルコニアセラミック冠: 150,000円×14本
当院で使用するインプラントメーカー
ストローマンインプラント
しかし、International Team for Implantology(ITI)という国際的なインプラント専門化チーム(スイス・ベルン大学)が立ち上げられると状況が一変し、インプラントの技術も素材も飛躍的な進歩を遂げていきます。
このITIインプラントが開発した世界No.1のシェアを誇る世界最先端のインプラントが「ストローマンインプラント」です。
ストローマンインプラントは1974年に開発されたインプラントで、世界70ヶ国以上で使用されており、各専門分野のエキスパートによって構成された営利を目的としない国際的学術研究団体であるITIと、骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン(Straumann)研究所が共同で開発しました。インプラントメーカーの中で最も研究に費用をかけ、豊富な臨床データに基づいた安全性・正確性の高いインプラントを作り続けています。そして、品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を受けた信頼性の高いインプラントです。
アストラテックインプラント
1985年から開発に取り込み、世界の大学及び研究機関で基礎・臨床研究が行われ、多くの症例報告や論文が発表されています。現在、その研究開発と長期間の安定性は世界中で高い評価を得ています。
ブローネマルクインプラント
名前の由来でもあるブローネマルク教授が発見した、オッセオインテグレーション(チタンと骨の結合)は、現在のインプラント治療における基本理論となっています。オッセオインテグレーションの概念は歯科業界だけでなく、医療業界でも広く応用されています。
抜けた歯をそのままにしておくと身体にさまざまな不具合が生じてしまいます。
失った歯を補う治療法には入れ歯やブリッジがありますが、
これらの治療法と比べてインプラントは負担が少なく、自分の歯と同じような噛み心地が味わえます。
インプラントとは、人工歯根療法とも呼ばれる治療法です。歯を失ってしまった所に人工歯根を埋め込み、そこに人工の歯を被せることで、天然の歯と同じような状態まで回復させる治療法です。
特に、ブリッジや入れ歯とは異なり、欠損周囲の健康な歯を削ったりバネをかけたりしないので、それらの歯に負担がかからず寿命を損なうことがありません。硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感や話しにくさに悩まされることもなく、硬いものをしっかりと咬むことができ、話すときも発音しやすいのが特徴です。
インプラントに使用されるチタンは、副作用がほとんどない安全な素材と言われていて、身体との相性がとても良く、アレルギー反応を起こしません。世界的にもインプラントの効果は立証されており、累積成功率は10年で約95%以上(上顎92~94%、下顎95~98%)です。事実、インプラント治療は、欠損した歯を補う治療方法の第一の選択肢であることが世界的なコンセンサスとなっています。日本ではインプラント治療は「最新の治療方法」というイメージが強いかもしれませんが、すでに世界初のチタン製のインプラント治療から約50年が経過しています。この50年間、世界中で研究が続けられ、長期的な臨床実績とそれに伴う研究開発が進んだため、現在では十分な信頼性と安全性が認められています。
そして、しっかりアフターケアすることによって、半永久的に“自分の歯”を手に入れることができることからインプラントは“第2の永久歯”といわれています。
歯を抜けたままにしていませんか?
20歳以上の成人の方で、歯が抜けてお困りの方であれば
インプラント治療を受けられます
年齢を問わず、歯を抜けたままにしておくと、お口の中だけでなく、体全体にさまざまな影響が出てきます。
歯は上下28本(親不知を含むと32本)あり、それぞれの歯がお互いを支え合うことでバランスを保ち、健康な口内環境を維持しています。1本1本にそれぞれ役割があり、1本でも抜けたままにしていると全体のバランスが崩れてしまいます。これはサッカーで例えると、11人でやるべき試合を1人退場して10人でやるようなものです。歯が抜けたままですと、たとえ不自由なく食事ができたとしても残りの歯に負担がかかり、時間の経過とともに残りの歯が弱くなっていきます。サッカーの場合は11人の敵に10人で戦っても1試合はもつかもしれませんが、もしこれが1年、3年、5年と続くとしたら、10人で戦う選手はどうなるでしょうか?
これがもし9人、8人と少なくなっていったとしたら・・・
歯が抜けた箇所に歯を入れることは、残りの歯を守るために大切なことです。
- ● 食べ物を咬むときに顔の筋肉が動くことで、しわを防ぎ、顔の輪郭を維持しています。しかし、歯が抜けてしまうと咬む力が衰えてしまい、顔の筋力が低下します。そうなると、頬が下がり、しわやたるみが増えて老け顔になってしまいます。 ● 歯が抜けることで歯並びのバランスが悪くなり、笑ったときの見た目が損なわれてしまいます。
- ● よく咬み砕けないまま食べ物を飲み込むため、消化器官に負担がかかります。
- ● 咬む力が衰えることで脳への刺激が低下し、長期的にみると痴呆の原因となります。
- ● 抜けた歯をそのままにしておくと抜けた歯の両隣の歯が移動したり、傾いたりします。そして、歯並びが悪くなると歯に物が挟まりやすくなったり、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなったりして、虫歯や歯周病を発症しやすくなります。また、噛み合わせが悪くなり、効率よく食べ物を食べることができなくなるので、顎関節症を引き起こす場合もあります。
- ● 抜けた歯と噛み合わさっていた歯が、いままであった歯に噛み合おうとして伸び出てしまう場合があります。
- ● 歯が抜けてしまうことで残りの健康な歯に余計な力がかかり、他の歯の寿命にも影響を及ぼします。
- ● 歯のすき間から空気が抜けることで会話(発音)がしづらくなり、発音障害を発症する場合があります。
- ● 1本歯が抜けただけなら大丈夫と思われるかもしれませんが、抜けた歯を放置すると歯並びやお口の中の環境が変化し、さまざまなトラブルを招きます。そして、他の歯も治療が必要になり、結果的に費用がかさんでしまいます。
歯が抜けてしまった場合、適切な処置を早期に行うことで、お口から生じるさまざまな影響を未然に防ぐことができます。その治療方法の1つが、インプラントです。
インプラント治療を行う前に、下記の項目を全て読んでいただき、治療の参考にしてください。
インプラントとは、歯を失ったところに人工の歯根(チタン製)を埋め込み、その上に人工のかぶせ物を取り付ける施術のことで、歯ぐきに隠れている歯根部と歯ぐきから出ている歯冠部からできています。ブリッジや入れ歯と比較して天然の歯に最も近い構造で、天然の歯とほぼ同じように食べものを咬むことができ、美味しく味わえます。
インプラントは人工歯根(フィクスチャー)、支台(アバットメント)、上部構造(クラウン)という3つの主要パーツからなります。顎の骨に埋め込む人工歯根には身体の組織に馴染みやすくアレルギー反応を起こしにくいチタンを用いますが、支台と上部構造の素材は選べます。
チタン
ジルコニア
プレスセラミック冠
ジルコニア冠
※ 表示価格はすべて税抜表記となります。
ラテラルウインドウテクニック
※インプラント治療は高額治療費として認められているので、医療費控除を受けられます。医療費控除とは1年間に支払った医療費が10万円以上だった場合(年収によっては10万円以下でも可)に適用され、医療費が税金の還付、軽減の対象となる制度です。
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インプラントのメリット・デメリット
インプラント治療は、メンテナンス期も含めると患者様とは長いお付き合いとなります。当院では患者様との信頼関係を大切に、治療について包み隠さずご説明し、ご理解いただいてから治療を開始いたします。
メリット | デメリット(リスク等) |
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歯の無くなった所に人工の歯根(チタン)を埋め込む治療法です。歯の無い部分だけを治すので、他の歯に負担はかかりません。入れ歯やブリッジで治す時のデメリットを克服した治療方法です。見た目も自然で、天然の歯に近い力で咬めるため、比較的硬い物でも問題なく咬むことができます。
なぜならブリッジや入れ歯は、健康な歯を削る必要があるため、将来的にその歯を失うリスクを高めてしまうからです。多くの歯を将来へ残していくためには、他の歯に負担をかけず、歯を補うことが必要です。
もちろん、インプラントにもデメリットがありますし、それぞれの治療法の違いを確認した上で治療方法を選択するようにしましょう。
ブリッジ | 入れ歯 | インプラント | ||
1 | 費用 | 保険適応 | 保険適応 | 保険外 |
2 | 咀嚼能力 | 自分の歯に近い咀嚼能力を 回復できる | 咀嚼能力が大きく低下する | 自分の歯と変わらない咀嚼 能力を回復できる |
3 | 審美性 | 保険診療の場合、部位に よっては銀歯になる | 部分入れ歯は金属のバネ が目立ち、審美性に劣る | 自然な歯と変わらない審美 性を回復できる |
4 | 他の歯への 悪影響 | 健康な歯を削る必要がある | バネをかける歯に負担がかかる | 他の歯への影響はない |
5 | 治療期間 | 比較的期間を要しない | 比較的期間を要しない | 治療期間が長くなる |
6 | 治療方法 | 手術の必要はない | 手術の必要はない | 外科手術が必要になる |
7 | 歯槽骨の 吸収 | 骨吸収が起こる | 骨吸収が起こる | 骨吸収を抑制できる |
8 | 違和感 | 少ない | 生じやすい | ほとんどない |
9 | 適応症 | 支える歯がなければ適応できない | ほとんどの症例で適応となる | 歯槽骨がないと適応できない |
10 | 寿命 | 7~8年 | 4~5年 | 10年残存率が90%超 |
費用面が原因で、インプラント治療を断念する人も少なくありません。入れ歯・ブリッジは保険が適用となるので、自由診療のインプラントと比較すると費用が安く済みます。インプラント費用の相場は、35~50万円(1本当たり)とされていますが、保険内(3割負担)のブリッジは1万円前後、入れ歯(総入れ歯)では数千円程度です。
インプラントとブリッジは自分の歯に近い咀嚼能力を回復できますが、入れ歯は咀嚼能力が低下してしまうという大きな欠点があります(入れ歯になると、咀嚼力が自然な歯の50%以下にまで低下してしまいます)。また、入れ歯は使用していると少しずつ合わなくなってきたり、すり減ってきたりするので、回復した咀嚼能力を長期間維持することは困難です。
インプラントは、ブリッジや入れ歯と比較して治療期間が長くなり、通院回数も多くなります。
忙しい人には、インプラントの治療期間や通院回数がネックとなっているケースもありますが、治療方法によってはインプラントの治療期間を短縮し、通院回数を減らすことも可能です。一般的にインプラント治療には3か月~6か月の期間を要しますが、ブリッジや入れ歯であれば短くて3回程度の通院で治療が完了します。
インプラントは、ブリッジや入れ歯とは異なり、外科的手術が必要になります。
1本の埋入手術の場合、15分程度で治療できることが多いですが(症例によって異なります)、ブリッジや入れ歯治療は外科手術の必要がありませんから、やはり治療による体の負担はインプラントの方が大きいと言えるでしょう。しかし、当院では静脈内鎮静法を併用してインプラント手術を行うことにより、体にかかる負担に加えて、治療に対する不安・恐怖心の軽減を図っています。
歯を失うと、歯を支えている骨(歯槽骨)が痩せてしまいます。これは歯根がなくなることによって、歯槽骨に咀嚼の刺激が伝わらなくなるためです。抜歯後にブリッジ・入れ歯で失った歯を補っても、咀嚼の刺激は骨に伝わらず、顎の骨は少しずつ痩せていきます。しかし、インプラントは顎の骨に咀嚼の刺激が伝わるので、骨の吸収を抑制できます。
インプラント治療では、顎の骨が不足しているとインプラントと骨がしっかり結合しないので適応できません。しかし、当院では骨を増やす治療(骨造成)も行っており、「骨が足りなくてインプラント治療を諦めていた」という患者様にも、インプラント治療を受けていただくことができます。歯を失ってからの期間が長くなると、骨量の不足を理由にインプラント治療を断られてしまうケースも少なくありません。「他院でインプラント治療を断られた」という方も、ぜひ当院へご相談ください。
ブリッジの寿命は7~8年、入れ歯の寿命は4~5年と言われていますが、インプラントは10年残存率が90%を超えています。世界で初めてインプラント治療を受けた患者様は、亡くなるまでの40年以上、同じインプラントを使い続けていました。インプラントはメンテナンスをしっかり行えば、長持ちする治療方法だと言えるでしょう。
また天然の歯と変わらない自然な仕上がりになるのもメリットの一つです。
• 骨が少ない場合は、骨組織を再生する治療(GBR)を行う必要があり、治療期間が長くなる場合があります。
• CT検査などの綿密な診察の結果、インプラント治療を行えない場合があります。
• 保険が適用されないため、一般的な入れ歯やブリッジなどと比べて費用(治療費)が高くなる場合があります。
下の表は、入れ歯、ブリッジ、インプラントにしたときの咬合力を比較したものです。天然の歯を100%とした場合、インプラントでは約90%の咬合力が得られるので、他の治療法に比べてよく咬めていることがわかります。
一次手術後、約1~2週間ほどで抜糸をし、手術部位の確認を行います。
個人差がありますが、2~6ヶ月の治癒期間(安静期間)を設けることで、インプラントと骨が強い力で結合するのを待ちます。これをオッセオインテグレーションと言います。一般的には骨の質・量ともしっかりしている下顎で2~3ヶ月程度。上顎で4~6ヶ月程度です。この期間に、仮の歯を使用できる場合もあります。
手術後1ヶ月に1回程度の割合で来院していただき、手術部位、口腔内の検診を受けていただきます。
歯ぐきを開いて、インプラントの中間構造にあたる支台(アバットメント)を装着します。この支台は仮歯や最終的な人工歯とインプラント本体を繋げる役割があります。歯ぐきが治るまでの1~4週間は、この状態で静置します。
インプラントにもいくつもの種類があることをご存知でしょうか?
当院では、世界のドクターが信頼を置くインプラントメーカーを使用しています。
全世界で200種類以上あると言われているインプラントメーカーのなかで、どのメーカーのインプラントを使用するかはとても重要なポイントです。
当院では、歴史があり長期間にわたり検証が行われている世界3大メーカー「ストローマンインプラント」「アストラテックインプラント」「ブローネマルクインプラント」を利用した治療を行っています。
3 . デジタルシミュレーションによる安全システム
安全性を徹底的に追求した「コンピューターガイドインプラント」
インプラントを成功させるためには、手術前に正確な情報を取得し、そこから得られた情報をもとにして正確な治療を行うことが一番重要です。
しかし、少し前までのインプラント手術は歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。そこで、最新機器を活用することで「経験や勘」といった曖昧なものに頼るのではなく、「データ」に基づいた手術を可能にし、安全性と正確性を格段に向上させました。
当院で実施しているコンピューターガイド・インプラントシステムは、CTやシミュレーションソフト、サージカルガイドなどを活用することで人為的なミスを排除し、データに基づいた世界基準のインプラント施術システムです。
当院でインプラント治療をお受けいただいた患者様には、定期的にメンテナンスを受けて頂くことを条件に、インプラント(フィクスチャー+上部構造)を10年間保証します。治療後10年以内に何らかのトラブルで再治療が必要になった場合は、無償で対応させていただきます。インプラントは適切な治療と継続的なメンテナンスによって、10年・20年とお使いいただける治療法ですが、万が一の事態も考えられます。無料保証システムによって、安心してインプラントをお使いいただけます。
インプラントは非常に魅力的な補綴(ほてつ)治療の1つですが、インプラントを長く安心して使えるように治療するためには、機能性や咬合(噛み合わせ)、審美性などのあらゆる面において、歯科医師の高い技術と総合力が求められます。当院では、日本補綴(ほてつ)学会認定専門医、日本顎咬合学会認定医、日本審美歯科学会認定医、日本歯周病学会認定医の資格を持ち合わせているドクターが、最適なインプラント治療を患者様にご提案するために、日々の診療・研究・設備の充実に取り組んでいます。
きちんとした手入れを継続的に行うことで、インプラントは半永久的に持続すると言われています。そのため、インプラント治療を行った後は定期的にメンテナンスを行うことが重要で、天然の歯と同じように歯を長持ちさせるためには、患者様とクリニックの協力が必要です。
目的: 不良補綴装置による審美障害・咀嚼障害の回復
治療内容: 抜歯+インプラント(抜歯即時埋入、骨造成、ソケットリフト) +審美情報・運動路採得+咬合再構成
副作用・リスク: 術後疼痛・腫脹、顎関節症
治療期間: 18カ月
費用[税抜]: 5,700,000円
【内訳】 ・インプラント: 350,000円×9本
・骨造成: 70,000円×2カ所
・ソケットリフト: 50,000×3カ所
・プロビジョナルレストレーション: 80,000円×2回
・ジルコニアセラミック冠: 150,000円×14本
1970年代からスイス、スウェーデンから「インプラント」という画期的な治療が広まりつつありましたが、技術的にも素材的にも発展途上であり、治療の安全性については懐疑的でした。
しかし、International Team for Implantology(ITI)という国際的なインプラント専門化チーム(スイス・ベルン大学)が立ち上げられると状況が一変し、インプラントの技術も素材も飛躍的な進歩を遂げていきます。
このITIインプラントが開発した世界No.1のシェアを誇る世界最先端のインプラントが「ストローマンインプラント」です。
ストローマンインプラントは1974年に開発されたインプラントで、世界70ヶ国以上で使用されており、各専門分野のエキスパートによって構成された営利を目的としない国際的学術研究団体であるITIと、骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン(Straumann)研究所が共同で開発しました。インプラントメーカーの中で最も研究に費用をかけ、豊富な臨床データに基づいた安全性・正確性の高いインプラントを作り続けています。そして、品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を受けた信頼性の高いインプラントです。
「アストラテックインプラント」は世界的な製薬・医療機器メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業、アストラテック社によって開発された歯科用インプラントです。長期間安定して使用できる素材である純チタンを用い、生体親和性に優れ、歯周病に対する抵抗力が高いという特徴があります。
1985年から開発に取り込み、世界の大学及び研究機関で基礎・臨床研究が行われ、多くの症例報告や論文が発表されています。現在、その研究開発と長期間の安定性は世界中で高い評価を得ています。
「ブローネマルクインプラント」は、1965年に世界で初めて臨床応用された、最も歴史のあるインプラントです。豊富な実績があり、世界で最も多くの科学的文献で証明されている信頼性の高いインプラントシステムでもあります。
名前の由来でもあるブローネマルク教授が発見した、オッセオインテグレーション(チタンと骨の結合)は、現在のインプラント治療における基本理論となっています。オッセオインテグレーションの概念は歯科業界だけでなく、医療業界でも広く応用されています。